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2012年6月28日


稲葉歯科医院、院長の稲葉由里子です。

当院顧問の稲葉繁が代表を務める、歯科医師のスタディーグループのセミナーが開催されました。

今回のセミナーの内容は稲葉繁が開発した総入れ歯の製作方法です。

稲葉先生が開発した総入れ歯は上下の顎の形を一緒に型取りをするという、オリジナルの方法で、口の中の情報を完全にコピーできます。

従来の入れ歯の型取りは上下を別々に行っていましたが、稲葉先生の開発した方法は上下を一緒に型取りができ、さらに嚥下(つばを飲むこと)ができます。

嚥下するということは、食事をする時の口の状態を再現できるということなので、一番理想的な位置です。

歯科医師の先生向けのブログなので、少し専門的かもしれませんが、ぜひ読んでいただければ幸いです。

☆彡:・;.*:・。゜゜・:゜*:。゜.*。゜.o。・。゜o.゜。・*。・゜.。☆彡

2012年6月24日『総義歯の基礎と臨床』がKaVo Dental Systems Japan にて開催されましたので、ご報告させていただきます。

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今回も全国から沢山の先生方にお集まりいただきました☆

稲葉先生が開発した、『上下顎同時印象法』は、その名の通り、最終印象を上下顎一緒に印象するため、患者様にも負担が少なく、ドクターも精密な作業を集中して行うことができるのが特徴です。

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具体的には

1回目 スタディーモデルの印象

2回目 精密印象

3回目 試適

4回目 セット

と患者様に来院していただくのは、スムーズにいけば4回で行うことが可能です。

精密印象では、印象を直接フェイスボーにつけるので狂い用がありません。

咬合高径についても、

上唇小帯と下唇小帯の低い所・・・日本人40ミリ 小さい人で38ミリ

でだいたい決まります。

ぜひ、この平均値を覚えていただければ、驚くほどその通り使えます。

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義歯の安定に関与する外力、この図はとてもわかりやすいのでぜひ覚えていただきたいと思います。

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今回、近代総義歯学の基礎を築いた、スイスの歯科医師のAlfred Gysi(アルフレッド・ギージー)の歴史をたどりました。

Gysiはカンペル氏の平面のコンセプトを作ったり、 シンプレックス咬合器、トゥルバイト人工歯の開発など、沢山の業績を残しています。

今回、90年前の『ギージーフィルム』(和田精密技研)をご覧いただきました。

印象法からゴシックアーチ、フェイスボー、排列まで、Gysi自身のライブ実習を動画でご覧いただいたのはIPSGでも今回が初めてでした。

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Gysiの問診の様子です。

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口蓋皺癖です。

義歯の床縁は必ず両側のハーミュラーノッチを結んだ線A-lineまで伸ばすことが大切です。

アーと言ってふるえるところがA-lineですね☆

よくできたアニメーションです。

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印象採得です。

稲葉先生、閉口印象の必要性についても、話がありました。

『開口印象だと翼突口蓋縫線が持ち上がった印象がとれてしまう。』

『閉口印象だと、A-lineが封鎖する印象がとれる。』

納得です。

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これ、おもしろかったです。

印象採得をするときに、こうやって色んな顔をしてね。

と色んな顔をして見せている動画です。

患者様もかすかに笑ってます^_^

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カンペル氏平面と咬合平面を確認しています。

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そして、フェイスボートランスファー。

Gysiの90年前の動画から学ぶところは非常に大きかったです。

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今でも十分通用しますし、その細かな過程は感動的でした。

少なくても、これを超えないとまずいという話になります(-_-;)

シンプレックスの咬合器、フェイスボートランスファーの情報を再現しています。

 

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Gysi自身によるワックスアップの様子です。

パイプたばこを吸いながら、患者様の治療をしている様子もあり、すごい感じでした。

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そして、稲葉先生の総義歯の原型となった、ドイツチュービンゲン大学のDr.Reiner Strackについて、詳しく説明がありました☆

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こちらがStrackだそうです。

キリッとしてます。

この技術のパテントを取った資料のコピーはシュライヒ先生からいただきました。

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シュライヒ先生は大の日本好き。

日本での講演の様子です。

稲葉先生は、シュライヒ先生の義歯の外形をみて驚嘆したと言います。 

 

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こちらはシュライヒ先生からいただいたスライドからです。

GysiとStrackの排列、理論の違いについてです。

稲葉先生は、歴史を勉強することで、上下顎同時印象法が生まれたと言っていました。

歴史を学ぶことは非常に大切です。

まさに温故知新ですね^_^

シュライヒ先生の義歯はフルバランスドオクルージョンで、咬頭がしっかりついています。

リンガライズドオクルージョンがなぜよくないかというと、

関節がリンガライズドになってしまうからということです。

顎関節はリモデリングセンターです。

咬頭がないと、顎関節がだめになってしまいますね(>_<)

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素晴らしい解剖図、わかりやすいです。

口輪筋、頬筋のサポートはこの総義歯のキーになります。

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義歯の外形は必ず書くようにしてください。

と話がありました。

切歯乳頭から7ミリ外側に前歯1番の尖頭。

口蓋縫線1番目からCPCラインに向かい9ミリ先が犬歯の尖頭でしたね☆

ちなみにCPCラインは、ケーナイン パピラー ケーナインです。

模型から沢山の情報を得ることができます。

先生方も、本当に熱心に聞いてくださいました。

最後に、稲葉先生の上下顎同時印象法の動画をみていただき、質疑応答も盛り上がりました。

ご参加いただいた、先生方からの感想を一部お伝えいたします☆

☆。,・~~・,。★。,・~~・,。☆。,・~~・,。★。

◆オリジナルのイボカップシステム等、たくさんの資料が見れて大変有意義でした。総義歯の歴史を学び、上下同時印象の優れた点がよくわかりました。本当に素晴らしいアイデアがつまったすごいシステムだと思いました。次回実習がとても楽しみです。今日は有難うございました。

◆世界で唯一最高総義歯を学ぶことができ、とても幸せです。実習コースもとても楽しみです。少なくともギージーの90年前を上回りたいと思いました。

◆上下顎同時印象の一連の流れを大まかに把握することができ、有難うございます。患者さんの通院回数も減り、素晴らしい術式だと思いました。細かいところや詳しいことは実際に目でみないとわからない部分もあると思うので、実習セミナーを受けたいと思います。

◆久しぶりの受講で忘れていたことも沢山あり、とても勉強になりました。今後の臨床に即取り入れたいと思います。有難うございます。

◆何度教えて頂いても、参考になることが多いです。理解が深まります。

◆90年前のギージーの動画はすごかった。現在の自分の総義歯は90年前の臨床より劣っていた。

◆各コース単回では、完全に理解するのは難しいと感じました。年間の全コースに参加して咬合に対する理解を深めていきます。

◆もう少し、実際の製作のスライド、ビデオを多く拝見したかったです。それはライブで見ないとわからないかもしれませんが。。。スライドの内容をレジュメにリアルに反映させて頂くと後程の復習がしやすいかと思います。

◆稲葉先生の治療は全て反復だと思います。先週木曜日に(6/21)に見学した患者さんが上下同時印象にて咬合採得、ゴシックアーチ、フェイスボーの採得を見学させて頂き、3日後には再度講義を受講しますとより勉強になります。

◆総義歯に必要な知識が歯科医学の原点だと思います。現在は●●操作を技工士さんに任せてしまって歯科医師がわかっていない場合が多いと思います。本来は一人の患者さんと向かい合い、技工操作をしかし医師が全て手がけて作り上げるという事が大事だと思いました。(可能な限り)次回7月の総義歯製作の実習コースで更なる知識と実践技術を見てみたいと思います。いい道具も良い指導の元に正しく理解し、身につけなければ単なる道具で終わってしまいます。稲葉先生の講義を聞いてレベルを高めていけたらと思います。

◆和やかな雰囲気の中、有意義の飽きのこないご講義有難うございました。また宜しくお願い致します。"一番印象。。。"⇒Gysiの90年前の総義歯、稲葉先生がリヒテンシュタインの国王だったこと(笑)

 

ご参加いただいた先生方、本当にありがとうございました。

また、会場を提供してくださったKaVo Dental Systems Japanにも、心よりお礼申し上げます。

 

2012年6月13日

こんにちは。

稲葉歯科医院、院長の稲葉由里子です。

先日開催された稲葉繁先生の総入れ歯のセミナーのご報告です。

『上下顎同時印象による総入れ歯』の原型は、ドイツのDr.Reiner Strackの入れ歯です。

Dr.Strack は、稲葉繁先生が留学していた、チュービンゲン大学出身です。

それを引き継いだのが、Dr.Hans.shleich、大の日本好きで、度々訪れていたことから、家族ぐるみで、親しくさせていただいておりました。

そして、彼が引退するときに、すべての資料を稲葉先生に託しました。

現在、Dr.Strackの入れ歯を原形のまま教えているのは、稲葉先生だけです。

大元のイボクラーBPSシステムも指導者がさらに交代したことにより、オリジナル性とフィロソフィーが全くなくなりただ、手法だけを教える講習になってしまいました。

ドイツ人のDr.Strackの入れ歯を伝えられるのが、日本人だということが不思議です。

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現在、稲葉先生は、全国の先生方に広めています。
インプラントに頼らなくても、それ以上に満足いただける入れ歯です。

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稲葉先生が最終印象を上下顎同時印象するシステムを開発するの大きなきっかけとなったのはDr.shleichは、彼が引退する際、彼の資料をすべて稲葉先生に託しました。

日本における総義歯の大家といわれる方々は少なからずDr.shleichの影響を受けています。

たとえば村岡博先生、稲葉先生も仲良くさせていただいた方ですが、晩年はサブリンガルルームを舌棚と称し、義歯の安定に重要だと主張していました。

阿部晴彦先生のシルラシステムのオリジナルはDr.shleichの模型を正中矢状面で付着するコーディネーターが参考にされています

その他染谷先生、横田デンチャー、最近のBPSで下顎が吸着すると話題になっている阿部二郎先生など、数多くの人に影響を与えています。

今回のセミナーでは、上下顎同時印象法の歴史をたどることにより、新しい発見がたくさんありました。

オリジナルを勉強することはとても大切です。

オリジナルを知っていれば新しい技術に惑わされなくなります。

新しい技術のように発表されたことは、実はすでに、何十年も前に行われていることだったりします。

今回勉強した数々のスライドは決して色あせていませんでした。

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このスライドは稲葉先生が Dr.shleichに提供したものです。

日本の木床義歯、蜜蝋で上下顎同時印象したもので、起源は実は日本にあったというものです。

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この写真はDr.Schleichが日本に来日したときの実習風景です☆

なんだか、まわりは女性ばっかり・・・・・(笑)

Dr.Hans Schleichの業績はどのようなものだったのでしょうか?

ヨーロッパの多くの学者の業績をまとめあげ、Ivoclarのシステムを完成させました。

Prof.Boettgerの開発したナソマート咬合器、Prof.marxkorsの印象トレー、ゴシックアーチトレーサー、Gnatho meterはProf.Kleinrok、人工歯OrthositはDr.Strack、そして重合方法Ivocap Systemは Dr.Schleichのオリジナルです。

 

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1949年Strackは入れ歯の安定に対し、それまでのギージーによる歯槽頂間線法則を否定し、口の周りの筋肉による安定を求めました。

口腔周囲筋・唇・舌の力の均衡が取れるところ、即ち、もと歯が有ったところ(ニュートラルゾーン)に歯を並べると共に、頬筋・唇・舌により義歯を安定さえる方法を開発し、さらに顎機能に調和した人工歯を開発し、特許を取得しました。

現在使われているオルソシットという人工歯がそれです。

最初は陶器で有名なフュッチェンロイター社の陶器でしたが、30年前からリヒテンシュタインのIvoclar社のイソシットを使用したコンポジットの人工歯となりました。

人工歯が誘導し顎関節を守るというコンセプトです。

噛み合わせの誘導方法も一般のものとは少し異なり、側方運動では作業側は4,5の誘導と平行側では6,7番のスタンプカスプの内斜面同士で誘導します。

前方運動での誘導は、下顎の6番の近心頬側咬頭外斜面と上顎の5番の遠心頬側咬頭内斜面がガイドするようになっています。

型取りの方法はIvoclar からでているAccu-dentを用いております。

サブリンガルルーム、バッカルシェルフ(口の周りの筋肉)が驚くぐらいきれいにとれます。

http://www.ivoclarvivadent.us/en-us/all-products/products/impression-materials/bite-registration/accu-dent

型取りをするとき、口は必ず閉じていただきます。


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噛み合わせの高さはウィリス法をシュライヒ先生は使っていましたが、稲葉先生はそれにダビンチの比例法も取り入れています。

 

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発音のチェックも非常に大切です。

さ、た、ら は口蓋皺癖の音ですが、具体的にDr.Schleichはこのようなスライドをセミナーに用いていました。とてもわかりやすいですね☆

 

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 左はタ行、ナ行。右はラ行。

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 左はキ、右はヒの発音時に使われるところです。

これを参考に、患者様の発音をよく聞き、入れ歯の調整をするといいでしょう。

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最後に岩田先生の実際の臨床について講義があり、とても参考になりました。

今回のセミナーの模様、写真を、Dr.Schleichにお伝えする予定です。

この写真は今年の正月に送っていただいた家族の写真です。

本当に素晴らしい業績を残されたDr.Schleich、日本が大好きなので、ぜひ、また講義を聞きたいですね!

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今回ご参加いただいた先生方から感想をいただいているので、一部ご紹介いたします。

◆コンプリートデンチャーの歴史を学ぶことで知識の整理になった。正しい情報を正しく学ぶことが重要ですネ!!

◆稲葉先生のユーモアが冴えわたり、非常に楽しく受講させていただきました。総義歯にも取り組みたい興味がわきました。ライブが楽しみです。

◆「古きを尋ね」大変興味深く面白く拝聴しました。我々もこの歴史の流れの末端で末永く勉強してゆけるよう集中していきたいと思います。現在の大学教育の内容がもっと臨床に合ったものとなるよう先生の更なるご努力を期待しております。

◆印象のとり方から配列、咬合調整まで大変興味深い内容でした。今後の治療に役立てられるように努力していきたいと思います。

◆義歯について重要となるポイントを知ることができました。

◆昨年度の上下顎同時印象法による総義歯の実習ライブを稲葉歯科医院で受講させて頂いてから少しづつでもありますが、臨床に取り入れて日々診療をしております。これからも何卒宜しくお願いたします。

◆究極の総義歯システムが優れている理由が良くわかり大変勉強になりました。今日はありがとうございまいした。

◆とても面白かったです。実習コースにも参加してみたいと思いました。また開催されるようであれば参加させていただきたいです。

◆初めて参加したものですが、とても分かり易く勉強ができて、ありがとうございました。

◆毎回参加させていただいておりますが、今回初めて見ることが多く、また今日も大変楽しく参加することができました。少しずつではありますが、できるように楽しんで頑張っていこうと思います。感謝いたします。ありがとうございました。

◆国家試験には正しいことでも、実際の臨床においては間違っていることが多かった。稲葉先生が作っているような総義歯が作れるようになりたいと思った。毎回モチベーションがあがるとても貴重な講演を聞けて幸せです。ありがとうございました。

◆かなりハイレベルなFDの製作法で、使いこなせれば間違いなくstepup したFDが作れそうです。

◆大変勉強になりました。7月のライブデモのセミナー楽しみにしております。

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参加いただいた先生方も、本当に勉強熱心で、充実したセミナーが開催され、うれしく思いました。

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稲葉先生のダジャレに受けている先生方の様子。 会場も和やかな雰囲気でした☆♪本当にありがとうございました!!

2012年6月12日

2012年6月10,11日の二日間に渡り、顎咬合学会という噛み合わせの学会がありました。

5009名も歯科関係者が集まりました。

学会では、稲葉歯科医院顧問の稲葉繁先生が総入れ歯についてお話しをしました。

KaVo Dental Systems Japan というドイツの会社主催の講演会です。

稲葉先生が開発した総入れ歯は上下の顎の形を一緒に型取りをするというオリジナルの方法で、口の中の情報を完全にコピーできます。

従来の入れ歯の型取りは上下を別々に行っていましたが、稲葉先生の開発した方法は上下を一緒に型取りができ、さらに嚥下(つばを飲むこと)ができます。

嚥下するということは、食事をする時の口の状態を再現できるということなので、一番理想的な位置です。
http://www.ipsg.ne.jp/article/14050912.html ←こちらに詳しく書いてあります。

わたしの夢はこの方法を世界に発信することです。

学会の模様です。
http://www.shigelog.com/2012/06/201230.html

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I attended a meeting of Academy of Clinical Dentistry Society last weekend.

5009 people attended from the industry.

At the meeting, my father gave a lecture about full dentures.

This lecture meeting was sponsored by a German company called KaVo Dental Systems.

The method of "full dentures" which my father developed  can completely copy the information of a mouth.

While ordinary method makes molding of upper and lower jaws separately,
his original method takes an impression of entire mouth by injecting
silicon form.

His way enables to take an impression of mouth when the patient is swallowing.

It might be easier to see the process by pictures:  http://www.ipsg.ne.jp/article/14050912.html

One of my dream is to inform his method to all over the world.

This is a report of the meeting.

http://www.shigelog.com/2012/06/201230.html

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『第30回日本顎咬合学会学術大会』が有楽町の東京国際フォーラムで開催されました☆


一日目、当院顧問の稲葉繁先生は『各種パーシャルデンチャーによる機能回復』の座長を務めましたが、残念ながら私は参加できず、二日目からの参加となりました。


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こちらは、KaVo Dental Systems Japan のブースです♪

とってもかっこよかったです^_^


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美しいユニット(診療台)です。

稲葉歯科医院のユニットはすべてこのカボ社の製品です。

このユニットを使うと、もう他のものは使えないかも・・・

ユニットが何倍もの効率を高めてくれて、患者様の負担を最小限にしてくれます。


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今回、稲葉繁先生の講演の整理券、10分でなくなるほどの人気ぶりでした。

会場が今回、少し狭かったので、キャンセル待ちに並ぶ長蛇の列・・・

会場が小さかったのが残念でした(-_-;)


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ぎゅうぎゅうで、立ち見席もいっぱいでした。

今回のランチョンセミナー、稲葉先生を抜かしてすべてインプラント関連ということもあり、反対に盛り上がってしまいました。

今、これだけの先生方が入れ歯に関心があり、勉強をしたいと思っているという事がよくわかりました。

『カボシステムによる究極の総入れ歯』です☆


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今回も沢山の動画を用いての講演、わかりやすいです。


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動画で、総入れ歯の制作方法を詳しく説明させていただきました。

本当に大盛況でした☆♪ 


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そして、すぐにテーブルクリニック。

大忙しで、移動です。

岩田副会長が、万全の準備をしていただいたので、スムーズに進むことができました^_^


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『日常臨床に応用する顎機能検査』←顎関節症の検査

こちらもカボ、ディグマを用いた症例です。



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先生方も大変熱心に聞いてくださいました☆


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こちらは、顎関節音の聴診、ドップラーのデモです。


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そして、ディグマのデモです。

3D画像と照らし合わせながら、行いました☆

先生方にもとても興味をもっていただけたと思います^_^


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こちらの写真は、ランチョンセミナーが始まる前に撮った記念写真。

左から、稲葉歯科医院のスタッフの西山さん、同じく稲葉歯科医院のホープ佐藤先生と、田嶋歯科医院の田嶋健先生、それから私です^_^


とても充実した学会でした☆



 


2012年6月 5日

『美の追究』 ~審美と噛み合わせのハーモニー~

1991年から4年間に渡り、歯科の専門誌に『美の追究』というタイトルで、当院顧問の稲葉繁が、審美歯科について連載させていただいておりました。

当院の審美歯科治療は、すべて、このコラム『美の追究』を原点としております。

私たちが考える、審美歯科は、歯を白くするだけの技術ではなく、もっと根本的な審美の法則に基づいております。

このブログを読んでいただいている読者の方にお伝えすることが出来ればと思います。

☆ 彡:・;.*:・。゜゜・:゜*:。゜.*。゜.o。・。゜。o.゜。・*。・゜.。☆彡

稲葉繁の審美修復は『ごまかしのテクニック』 、ほとんどが錯視を応用したものであると言っても間違いないでしょう。

これをデンタルイリュージョンと呼んでいます。

私達が患者様の審美修復をするにあたり、実は、遠近法やだましのテクニックをたくさん応用しています。

今回は、遠近法から学ぶ、デンタルイリュージョンについてお伝えします☆

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天才画家北斎も黄金分割や遠近法を巧みに使っています。

『富嶽三十六景』の中にはこのような作品が沢山あり、前景に大きく人物や橋を描き、春か遠くに富士を小さく配置しています。 

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北斎をライバルとしていたもう一人の巨匠、安藤広重の『深川洲崎十万坪』は、驚くほどユニークな構造です☆

この絵を見る人があたかも大鷹となり、この広い景色を俯瞰しているような錯覚にさせます。

このような浮世絵がのちに海外に渡り、その構図の新鮮さや遠近法の巧みさに驚かされ、ヨーロッパの印象はの画家たちに大きく影響を与えたのは広く知られることだと思います。

これらの作品は、歯科技術に おいても大きな影響を及ぼしています。

  

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こちらはへリング図形で、平行な線が放射線と交差すると平行線は直線に見えず、曲線状にかなり強く変形して見える、という図形です。

平行線は膨らんで見えます。


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こちらはブントの図形で、へリングの逆の錯視図です。

平行線は狭窄して見えます。

これらの図形は、焦点を中に集めるか、そとに放散させるかにより、平行な上下の線をどのように錯視させるかを期待しています。

上下の口唇を想像したとき、歯の中心に注意を集中させるか、あるいは唇の上下に分散させるかによって、唇の形と口唇線(唇のライン)に影響を与えます。

1本の歯に惹きつけないようにしないといけません。

自然に唇の周囲と調和をとり、歯を自然に溶け込ませることが、口元を引き締めることになります。

したがって、1本のセラミック治療は、実は大変難しく、口元を引き締めるために沢山の工夫をします。

【遠近法の感覚でとらえる歯並び

 こちらは、ポンゾが1913年に発表した理論で、遠近法を伴う錯視で、大きさの恒常性を錯視させるものです。

 

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黄色い線は同じ長さですが、遠くの方が長く感じます。

このことから、歯並びも同様に注意を払う必要があります。

前歯から臼歯へ移行するに従って、遠近法と同様な現象が認められます。

唇から頬の奥に行くに従い、空間が少なくなり、光も少なくなり、暗くなるので、この現象はさらに現れます。

前歯が大きくてもさほど気になりませんが、奥歯に移行するに従い、徐々に小さく移行させることが大切です。

いかがでしょうか?

遠近法とデンタルイリュージョンについてお伝えいたしました。

次回は、『だまし絵』 を応用したデンタルイリュージョンについてお伝えいたします☆♪

美と黄金分割

レオナルド・ダヴィンチ同様、アルフレヒト・デューラーも黄金比を研究し、作品の構成に使用しました。

この黄金比を使用したおかげで、今でも芸術的な素晴らしさ、美しさを賞賛されています。

これらの芸術的作品の調和は適当ではなく、すべて黄金比に基づいて配置されているといいます。


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デューラーの作品には必ず彼のマークが入ってます。

このマークの由来も円周を等間隔に6等分すると3角が重なって2つでき、その一部をとったものが鳥居の形になります。この線の長さの比率はまさに黄金分割だそうです。

彼は、たくさんの自画像を書いていますが、構成は黄金率が基本となってます。

私は、この『野うさぎ』 の絵が好きです。

昔、高校の美術の時間に模写をした想い出がありますが、この絵も黄金率で構成されているのでしょうね。

そして、黄金比とは、バランスの取れた理想的な値を数値で表すと、1:1.681になります。

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黄金率(1対1.618の比率)は神授比例法とも呼ばれます。

比例とは物の大きさや長さについて、それのもつ量と量の関係を指す言葉で、調和の根本となる釣り合いのことです。

ある量が他の量に対して一定の比率を持つとき、私達はそこに美を感じます。

この時、人は釣り合いが取れているとか、均整が保たれていると言います。

これは部分と全体の関係についても言えますし、部分対部分についても言える概念だということです。

 

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こちらは、北斎の「神奈川沖浪裏」 この作品も黄金率で構成されているそうです。

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自然界に見られる動的均斉で代表的なオウム貝もそうです。

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そして、歯が一番綺麗に見える黄金比もやはり、 1:1.681。

前歯の2本が1、側切歯が0,681です。

人間の歯は本当に神秘的です。

一番美しく見える黄金率を持っているのですから。

まさに、審美の法則だと思います。

今回私は、自然界の法則と審美歯科の密接な関係を勉強することができました^_^

美は、奥が深いです☆♪

『美の追究』 ~審美と噛み合わせのハーモニー~

1991年から4年間に渡り、歯科の専門誌に『美の追究』というタイトルで、当院顧問の稲葉繁が、審美歯科について連載させていただいておりました。

当院の審美歯科治療は、すべて、このコラム『美の追究』を原点としております。

私たちが考える、審美歯科は、歯を白くするだけの技術ではなく、もっと根本的な審美の法則に基づいております。

このブログを読んでいただいている読者の方にお伝えすることが出来ればと思います。

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歯科から見たダヴィンチの業績

レオナルド・ダヴィンチはイタリアが産んだ天才画家として知られています。

彼は、画家、彫刻家、建築家、軍事技師、舞台設計家、音楽家、物理学者、作家、数学者、地質学者、天文学者、解剖学者、自然史科学者として、その生涯の中で多種多彩な業績を残している人物です。

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こちらは、ヴェロッキオのキリストの洗礼で、左側の天使がレオナルドが書いたものですね。

天使の絵はヴェロッキオよりも優れていると言われた、レオナルドの初期の絵です。

私も、イギリス、ウィンザー城でダヴィンチ展を見る機会がありました。

お城を囲む大行列、 あまりにも素晴らしすぎて、みんな見入ってしまい、1分に一足しか進まないので、大混雑だったのを思い出します。

レオナルドの業績の中で、私達歯科医師に関係する範囲は解剖学と、人体比例学です。

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晩年、彼はあらゆる年齢層にわたる男女を30体以上解剖したの述べていて、その解剖所見を詳細に記録し、当時は手に入りにくい鏡に映さなければ読めない文字、、鏡文字の説明を添えています。

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歯科の分野では、頭蓋骨の立体観察図は見事で、顎骨や歯の形態、噛み合わせの状態を正確に表しています。

また、唇や舌の形態と機能、重たい頭蓋骨を支える筋肉と骨、腱の構造は現在の顎関節症から考察すると、とても興味深いものです。

さらに、レオナルドの仕事の中で代表的なものに人体比例学があり、顔の分析、人体の各部の長さを相互に比較し、基準を設けています。

スフマート、そして人体比例学は歯科の分野でもきわめて利用価値が高いものです。

歯を失ってしまった方、歯の治療で全体的に噛み合わせが低くなってしまった患者様にレオナルドの人体比例図は非常に利用価値が高いです。

噛み合わせの高さがわからなくなってしまった患者様の顔の形を人体比例法により計測します。

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頭の長さ、頭のてっぺんから顎の長さの半分の位置は眼角で、目を閉じた時の瞼の合わさった位置は頭の半分です。

顔の3つの部分に分けられ、真ん中に位置している鼻の長さ、鼻根点から鼻下点までの距離、鼻下点から頤下端の距離、鼻根点と顔の上端と等しい、さらにこの長さが眼角から口唇線の距離と等しく、これが耳の長さとも等しい。

ということは歯科治療にとってかなり利用価値が高く、特に噛み合わせの高さの決定の目安となります。

解剖図や人体比例学などを研究したことにより、『モナリザ』 のような素晴らしい女性が描かれたのでしょうね。

1452年4月15日に生まれ、1519年5月、67歳で生涯を閉じ、世界はこの世で最も偉大な科学者を失いましたが、イギリスのウィンザー城には226枚の手記と解剖学のデッサンが数多く残されています。

またぜひ、訪れる機会があればと思います☆♪

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稲葉歯科医院 院長 稲葉由里子 顧問 稲葉繁

稲葉歯科医院
院長 稲葉由里子

昭和44年に父、稲葉繁(現・顧問)が文京区伝通院で稲葉歯科医院を開業、平成11年に場所を移して秋葉原で新しく開業しました。

「入れ歯が合わず、食べたいものが食べられない」
「口を開けると金属のバネが見えるのがいやだ」
「うまく発音できないので、しゃべるのがおっくう・・・」

このような入れ歯のお悩みをお持ちの方、多いのではないでしょうか。

当院では、入れ歯の本場ドイツで直接学んだ技術を活かし、つけていることを忘れるくらい、自分の歯のように何でも噛めて、笑顔に自信がもてる入れ歯を作っております。

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