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2011年7月19日

2011年7月16,17,18日 「総義歯ライブ実習コース」開催されました。

このコースは 3日間で、患者様の問診、スタディーモデルの印象からセットまでライブで先生方に学んでいただくコースです。

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今回の患者様は2か月ほど前、稲葉歯科医院に相談に見えた方で、

「顎関節症で総義歯」

でインターネットで検索して、探したそうです。

いろんなところで入れ歯を作ったけれどもうまくいかず、本当に困っていらっしゃいました。

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このライブ実習のために2か月待っていただけないかとお願いしたのですが、待ちきれず、他の歯科医院でまた総義歯を作りました。

やはり、その総義歯もうまくいかず、今回の実習コースで製作するということになりました。

総義歯専門の歯科医院へ行っても顎関節症があるということで、断られてしまったそうです。

現在は、食事の時だけ義歯をはめて他はいつも外していて常にマスクをされています。

従来の印象法は、上下の型を別々にとっていましたが稲葉先生の上下顎同時印象は上下を一塊として印象を採り、咬合器で二つに割ります。

最終印象を上下顎同時印象し、フェイスボートランスファー、咬合採得、ゴシックアーチをすべて一緒にできるこのシステムは、世界で一つです。

シンプルで完成されたシステムをぜひ全国の先生方に学んでいただきたいと思います。

1日目は問診、スタディーモデルの印象、咬合採得、模型作りです。

2日目は上下顎同時印象、咬合採得、ゴシックアーチ、配列、試適

3日目は重合、セット、最終日はセットした義歯で患者様とお昼ごはんを食べます。

スタディーモデルの印象はAccu Ttay ( Ivoclar社)を使い、バッカルシェルフ、サブリンガルルームの印象をしっかりとります。

スタディーモデルの時点で、フェイスボーをし、上下の位置の記録をとっておきます。

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スタディーモデルの印象です。

印象は、スタディーモデルであっても、翼突口蓋縫線が伸びてしまうので口は必ず閉じて印象します。

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これが、上下顎同時印象用SIトレーです。

咬合高径は上唇小帯から下唇小帯まで、3,8センチから4センチに合わせればほとんど決まります。

これをやればほとんど咬合採得に時間はいりません。

バイトとゴシックアーチとフェイスボートランスファー、そして印象までとれるという 素晴らしいトレーです。

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患者様にSIトレーを試適し、印象をとる前にゴシックアーチの描記をします。


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ゴシックアーチの後、いよいよ、上下顎同時印象です。ガンタイプのシリコン印象材を注入し、口腔内すべての情報をとります。

このシステムは、嚥下をすることができます。

嚥下により、患者様が食事をして飲み込む状態の印象がとれるということです。


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 フェイスボートランスファーです。

 

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咬合器に再現したところです。

後ろからみて翼突口蓋縫線がつながっているのかを確認するだけでも顎位の確認になります。

ハーミュラーノッチの印象は辺縁封鎖するため、絶対にとらなければいけないポイントです。

 

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上下顎同時印象による、模型です。


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旧義歯と比較しても、こんなに大きさが違うのがわかります。

旧義歯の状態では、まったく辺縁封鎖がとれていません。


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技工はIPSG技工インストラクターの、岡部宏昭先生です。

岡部先生は、Dr.Schleichの総義歯コースのインストラクター、阿部晴彦先生の元技工インストラクターで、その腕は世界一といってもいいと思います。

今回も稲葉先生と岡部先生のコラボは最強でした☆

稲葉先生の総義歯は人工歯が誘導し顎関節を守るというコンセプトです。

誘導方法も一般のフルバランスドオクルージョンとは少し異なり、側方運動では作業側は4,5の誘導と平行側では6,7番のスタンプカスプの内斜面同士で誘導します。

前方運動での誘導は、下顎の6番の近心頬側咬頭外斜面と上顎の5番の遠心頬側咬頭内斜面がガイドするようになっています。

 

 

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患者様への試適です。試適はすべて配列した状態で、表情、発音、バイトのチェックをします。

娘さんが一緒にいらしていただいたので、表情をみていただきました。

「歯があったころの母の顔です。」

とうれしそうにおっしゃっていただきました。

口角も上がり、しわもなくなり若々しくなりました。

この時点で、家族の方にみていただくのはとても大切なことです。

家族の方がヘンだと言われることが、実は一番の問題となります。


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試適の段階で、すごい吸着でした。ワックスの状態ですが、代表して福永先生に触っていただきましたが、本当にびっくりされていました!!(@_@)

上顎はまだポストダムを掘っていないのでそこまでの吸着はありませんでしたが、完成した時点で今回参加いただいた先生方すべてに確かめてもらいます。

それにしても、稲葉先生の自信はすごいと思いました。

何も迷いのない臨床にみんなシビれてしまいました(*^^)v

さて、重合はイボカップシステムです。


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この写真はイボカップシステムから取り出したところ。

ホヤホヤです。 

歯科医師であっても、総義歯の重合法の違いが理解できていない方が多いです。

フラスコでグツグツと煮る方法とは、まったく違います。

従来の総義歯の重合法は、グツグツ煮る方法では、重合収縮の補正ができません。

レジンは熱をかけると重合収縮します。

収縮した分、変形や気泡ができてしまいます。透明感もありません。

そのため、長く使っていると、その気泡の中に汚れがつき、臭いも入りやすくなります。

細かい気泡は義歯を破折させる原因ともなります。

イボカップシステムでは重合収縮を常にレジンを6気圧で押し込んで重合するため、気泡が入りません。

そのため、薄くても固く、変形もしません。

透明感もあります。

 

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岡部先生の技工作業、鮮やかです。
そして、完成した義歯がこちらです!!

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イボカップシステムの重合でこんなに透けるほど口蓋が薄いです。

 人工歯はIVOCLAR のビボデント、オーソシット、天然歯のような高い審美性と硬さを兼ね備えています。

素晴らしいですね☆♪

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患者様へのセットはみんなが注目です。


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試適の時、すでに吸着していた義歯は、本当に外れません。

セット後、すべての先生にその吸着を確かめていただきました。


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そして、セット後、患者様と一緒にお弁当を食べました。

稲葉先生は食べにくい物をたくさんすすめていましたが、おしんこ、こんにゃく、肉を前歯でしっかり噛み切っていました。

お嬢様には

「お母さん、目が大きくなった」

とおっしゃっていただき、笑顔もとても素敵でした。

びっくりしたのは、お弁当、わりと量があったのですが、すべて召し上がっていただきました☆♪

入れ歯になってからお肉を前歯で噛み切るということができなかったそうですが、これからはなんでも美味しく召し上がっていただけると思います。

とても喜んでいただき、今回受講した先生方も一緒に喜んでいただけました!!

そして、今回、顎関節症ということで、来院されましたが、実は顎関節症ではありませんでした。

痛みがあるのは顎のまわりの筋肉の部分で、今まで合っていない義歯を入れていたために口腔周囲筋に負担がかかっていたと思われます。

口も大きく開けられますし、診断時のドップラーでもクリック音や雑音のようなものは聞き取れませんでした。

この新しい義歯を入れていただくことで、痛みも消えていくと思います☆♪

 

今回のセミナー、とても充実して素晴らしい結果でしたが、先生方からもこんな感想を いただきました!!

ご参加いただき、本当にありがとうございました☆

 

☆彡:・;.*:・。゜゜・:゜*:。゜.*。゜.o。・。゜。o.゜。・*。・゜.。☆彡

◆インプラントをすてて正しかったと思いました。すばらしい総義歯です。

◆ 大学では勉強できなかった知識・技術が非常に多く学べました。今までの義歯の臨床は多くが間違っていたことに驚きました。今後も、是非、稲葉教授の勉強会に参加させていただきたいです。

◆まず最初に驚いたのは予備印象のあまりの精密さでした。辺縁がとてもきれいにとれていました。そして上下顎同時印象。これは何もかもが私にとっては新し いもので、言葉がなかなかでてきませんでした。普段見れないラボワークをみれたことと質問一つ一つに手稲にに答えてもらってとてもわかりやすく楽しかった です。様々な勉強が一度にできてとてもよかったです。できれば一年に一度だけでなく、もう少し回数を増やしてほしいです。

◆大学で習ったものとは随分違うのに驚きました。チェアーサイドだけでなくラボサイドも見学できたのでよかったです。実際に患者様を触らせていただいて、下顎の吸着もそうですが、無理なくフルバランスで側方運動できるのに感動しました。補綴は解剖学なんだなと思いました。

◆初めて総義歯のセミナーに参加しました。内容の濃い充実したセミナーでした。今後総義歯にも積極的に取り組んでいきたいと思います。

◆全てに基準があるので、稲葉先生がやっても私がやっても同じ結果を生み出すことは難しいけど、明日からの日常臨床で基準に従えば今日勉強した事が生かせ るのですごいです。(例えば印象時のトレーの傾き、マウントの仕方、排列など、学生の頃は何となく並べてきれいならよいとか明確な基準がありませんでし た。)

◆今の歯科治療に対して今回勉強会に参加したことで、今までの治療ではダメだという事がわかりました。義歯の調整はまず咬合から。一番最初が大切なので、自分の印象をもっと努力していこうと思います。歯科衛生士として何ができるかもっと勉強していきたいです。

◆何度かセミナーを受講していますが、実際に見ると聞くとでは全然違いました。知識も大切ですが、一気に理解が深まったように感じます。これを機に、実践で取り組みたいと思います。

◆稲葉先生の総義歯には数多くの咬合理論が含まれていて今後学んでいく上でとても大切であると思いました。もちろん出来上がった義歯は最高でした。多くを学ばせていただきありがとうございました。

◆上下顎同時印象のすばらしさに感動しました。フルバランスの咬合を患者さんの口の中を触らせてもらって体感できて、すごく安定しているのがわかりました。

◆DVDで見るだけでは不明な点もよくわかりました。

◆上下顎の吸着のすごさにびっくりしました。感動しました。ぜひトライしてみたいです。今日はありがとうございます。

2011年7月 7日

6月26日「上下顎同時印象法による究極の総義歯」~インプラントができない患者さんはお手上げですか?~開催されました。

全国各地、北は北海道から南は佐賀県まで、48名の先生方にお集まりいただきました。

参加いただいた先生方、本当にありがとうございました。

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稲葉繁が最終印象を上下顎同時印象するシステムを開発するの大きなきっかけとなったのはDr.shleichです。

Dr.shleichが引退する際、彼の資料をすべて稲葉先生に託しました。

日本における総義歯の大家といわれる方々は少なからずDr.shleichの影響を受けています。

たとえば村岡博先生、稲葉先生も仲良くさせていただいた方ですが、晩年はサブリンガルルームを舌棚と称し、義歯の安定に重要だと主張していました。

阿部晴彦先生のシルラシステムのオリジナルはDr.shleichの模型を正中矢状面で付着するコーディネーターが参考にされています

その他染谷先生、横田デンチャー、最近のBPSで下顎が吸着すると話題になっている阿部二郎先生など、数多くの人に影響を与えています。

今回は上下顎同時印象法の歴史をたどることにより、新しい発見がたくさんありました。

オリジナルを勉強することはとても大切です。

オリジナルを知っていれば新しい技術に惑わされなくなります。

新しい技術のように発表されたことは、実はすでに、何十年も前に行われていることだったりします。

今回勉強した数々のスライドは決して色あせていませんでした。

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このスライドは稲葉先生が Dr.shleichに提供したものです。

日本の木床義歯、蜜蝋で上下顎同時印象したもので、起源は実は日本にあったというものです。

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この写真はDr.Schleichが日本に来日したときの実習風景です☆

なんだか、まわりは女性ばっかり・・・・・(笑)

Dr.Hans Schleichの業績はどのようなものだったのでしょうか?

ヨーロッパの多くの学者の業績をまとめあげ、Ivoclarのデンチャーシステムを完成させました。

Prof.Boettgerの開発したナソマート咬合器、Prof.marxkorsの印象トレー、ゴシックアーチトレーサー、Gnatho meterはProf.Kleinrok、人工歯OrthositはDr.Strack、そして重合方法Ivocap Systemは Dr.Schleichのオリジナルです。

 

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Strackによる総義歯理論についても講義がありましたDr.Reiner Strackはチュービンゲン大学出身です。稲葉先生もチュービンゲン大学に2年間留学していたので、当時ケルバー教授からStrackについてよく聞いていたといいます。

1949年Strackは義歯の安定に対し、それまでのギージーによる歯槽頂間線法則を否定し、口腔囲筋による安定を求めました。

歯列に対し、口腔周囲筋・唇・舌の力の均衡が取れるところ、即ち、もと歯が有ったところ(ニュートラルゾーン)に歯を並べると共に、頬筋・唇・舌により義歯を安定さえる方法を開発し、さらに顎機能に調和した人工歯を開発し、特許を取得しました。

現在使われているオルソシットがそれです。

最初は陶器で有名なフュッチェンロイター社の陶器でしたが、30年前からリヒテンシュタインのIvoclar社のイソシットを使用したコンポジットの人工歯となりました。

人工歯が誘導し顎関節を守るというコンセプトです。

誘導方法も一般のフルバランスドオクルージョンとは少し異なり、側方運動では作業側は4,5の誘導と平行側では6,7番のスタンプカスプの内斜面同士で誘導します。

前方運動での誘導は、下顎の6番の近心頬側咬頭外斜面と上顎の5番の遠心頬側咬頭内斜面がガイドするようになっています。

スタディーモデルの印象はIvoclar からでているAccu-dentがおすすめです。

サブリンガルルーム、バッカルシェルフの印象が驚くぐらいきれいにとれます。

http://www.ivoclarvivadent.us/en-us/all-products/products/impression-materials/bite-registration/accu-dent

印象は、スタディーモデルであっても、翼突口蓋縫線が伸びてしまうので口は必ず閉じて印象します。

後ろからみて翼突口蓋縫線がつながっているのかを確認するだけでも顎位の確認になります。

ハーミュラーノッチの印象は辺縁封鎖するため、絶対にとらなければいけないポイントです。

そして、咬合高径は上唇小帯から下唇小帯まで、3,8センチから4センチに合わせればほとんど決まります。

これをやればほとんど咬合採得に時間はいりません。

義歯の印象面は精密にとる必要はない。粘膜面までしわしわにとると出来上がったもの義歯が大変不潔になります。

最終印象はレギュラータイプの印象材で出来上がりはピカピカになるほうがいいです。

と、たくさんのポイントをお伝えしました。

 

 

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咬合高径はウィリス法をシュライヒ先生は使っていましたが、稲葉先生はそれにダビンチの比例法も取り入れています。

 

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発音のチェックも非常に大切です。

さ、た、ら は口蓋皺癖の音ですが、具体的にDr.Schleichはこのようなスライドをセミナーに用いていました。とてもわかりやすいですね☆

 

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 左はタ行、ナ行。右はラ行。

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 左はキ、右はヒの発音時に使われるところです。

これを参考に、患者様の発音をよく聞き、義歯の調整をするといいでしょう。

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最後に岩田先生の実際の臨床について講義があり、とても参考になりました。

今回のセミナーの模様、写真を、Dr.Schleichにお伝えする予定です。

この写真は今年の正月に送っていただいた家族の写真です。

本当に素晴らしい業績を残されたDr.Schleich、日本が大好きなので、ぜひ、また講義を聞きたいですね!

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今回ご参加いただいた先生方から感想をいただいているので、一部ご紹介いたします。

◆コンプリートデンチャーの歴史を学ぶことで知識の整理になった。正しい情報を正しく学ぶことが重要ですネ!!

◆稲葉先生のユーモアが冴えわたり、非常に楽しく受講させていただきました。総義歯にも取り組みたい興味がわきました。ライブが楽しみです。

◆「古きを尋ね」大変興味深く面白く拝聴しました。我々もこの歴史の流れの末端で末永く勉強してゆけるよう集中していきたいと思います。現在の大学教育の内容がもっと臨床に合ったものとなるよう先生の更なるご努力を期待しております。

◆印象のとり方から配列、咬合調整まで大変興味深い内容でした。今後の治療に役立てられるように努力していきたいと思います。

◆義歯について重要となるポイントを知ることができました。

◆昨年度の上下顎同時印象法による総義歯の実習ライブを稲葉歯科医院で受講させて頂いてから少しづつでもありますが、臨床に取り入れて日々診療をしております。これからも何卒宜しくお願いたします。

◆究極の総義歯システムが優れている理由が良くわかり大変勉強になりました。今日はありがとうございまいした。

◆とても面白かったです。実習コースにも参加してみたいと思いました。また開催されるようであれば参加させていただきたいです。

◆初めて参加したものですが、とても分かり易く勉強ができて、ありがとうございました。

◆毎回参加させていただいておりますが、今回初めて見ることが多く、また今日も大変楽しく参加することができました。少しずつではありますが、できるように楽しんで頑張っていこうと思います。感謝いたします。ありがとうございました。

◆国家試験には正しいことでも、実際の臨床においては間違っていることが多かった。稲葉先生が作っているような総義歯が作れるようになりたいと思った。毎回モチベーションがあがるとても貴重な講演を聞けて幸せです。ありがとうございました。

◆かなりハイレベルなFDの製作法で、使いこなせれば間違いなくstepup したFDが作れそうです。

◆大変勉強になりました。7月のライブデモのセミナー楽しみにしております。

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参加いただいた先生方も、本当に勉強熱心で、充実したセミナーが開催され、うれしく思いました。

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稲葉先生のダジャレに受けている先生方の様子。

会場も和やかな雰囲気でした☆♪本当にありがとうございました!!

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稲葉歯科医院 院長 稲葉由里子 顧問 稲葉繁

稲葉歯科医院
院長 稲葉由里子

昭和44年に父、稲葉繁(現・顧問)が文京区伝通院で稲葉歯科医院を開業、平成11年に場所を移して秋葉原で新しく開業しました。

「入れ歯が合わず、食べたいものが食べられない」
「口を開けると金属のバネが見えるのがいやだ」
「うまく発音できないので、しゃべるのがおっくう・・・」

このような入れ歯のお悩みをお持ちの方、多いのではないでしょうか。

当院では、入れ歯の本場ドイツで直接学んだ技術を活かし、つけていることを忘れるくらい、自分の歯のように何でも噛めて、笑顔に自信がもてる入れ歯を作っております。

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