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2010年2月25日

セラミックのブリッジとコーヌステレスコープの症例

初診時



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かみあわせが深く、下の歯が見えません。

それぞれ、むし歯の治療を違う歯科医院でなおしてきたそうです。
入れ歯を作るときに大切なことは、歯が並んでいる平面が左右対称で、体の正中、真ん中の線に対して垂直であることです。
それが、この状態ではバラバラになってしまっています。


 

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歯が抜けてしまったところをただ埋めたような感じで、全体にバランスがとれていません。

抜けてしまったところは金属の金具(ばね)のついた部分入れ歯が入っています。

このようにバランスのとれていない歯は一本ずつ治療をしても治りません。
すべてのかぶせ物をはずし、全体のかみ合わせの平面をなおします。


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すべての金属をはずしたところです。

 
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かりの歯をつくっているところ。
この時点で左右が対象になるように、笑った時上の歯も下の歯もみえるようにかみ合わせをなおします。


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上の歯はセラミックによる全体的に連結したブリッジ。
下の歯はコーヌステレスコープで治療しました。
最初のときに比べて笑った時、すべての歯がきれいに見えるようになりました。かみ合わせの高さを上げたため、口元のしわも伸びて若返ったようだとおっしゃっていただき、大変よろこんでくださいました。
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稲葉歯科医院 院長 稲葉由里子 顧問 稲葉繁

稲葉歯科医院
院長 稲葉由里子

昭和44年に父、稲葉繁(現・顧問)が文京区伝通院で稲葉歯科医院を開業、平成11年に場所を移して秋葉原で新しく開業しました。

「入れ歯が合わず、食べたいものが食べられない」
「口を開けると金属のバネが見えるのがいやだ」
「うまく発音できないので、しゃべるのがおっくう・・・」

このような入れ歯のお悩みをお持ちの方、多いのではないでしょうか。

当院では、入れ歯の本場ドイツで直接学んだ技術を活かし、つけていることを忘れるくらい、自分の歯のように何でも噛めて、笑顔に自信がもてる入れ歯を作っております。

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